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更新日:2025.08.08
みなさん、こんにちは!
Z世代研究会です。
昨年に引き続き、今年も「2025年版・世代別アンケート」を実施しました!
今回は、弊社社員約90名を対象に、
「今、まわりで流行ってるもの」「SNSの使い方」「購買」について調査を行いました📝
Z世代(主に20代)と、上の世代(30〜50代)では、何が違って、どこが似てるのか?
トレンドの捉え方やSNSとの向き合い方などを徹底比較いたします!
今回は第1弾として「今、周りではやっているもの」「SNSの使い方」について、
アンケート結果をもとにご紹介いたします。
期間:2025年6月16日(月)~2025年7月11日(金)
▼性別・年齢
何が流行っているのか?流行りに世代ギャップは見られるのか?ということで、
トレンドを聞いてみました!
※7月時点での調査結果です
※複数回答可
集まった回答をジャンル別で分けると、上記の通りの結果となりました。
回答を見てみると、Z世代とその上の世代で大きな差は見られませんでした。
ジャンル「人」では、上記だけでなく、FRUITS ZIPPERや超ときめき♡宣伝部など、SNSで楽曲が話題となったアイドルなども上がっていました。
また、「流行っているもの」の定義そのものが世代を問わず「個人の好み」に基づいていることも見えてきました。
情報があふれる現代においては、自分の欲しい・好きな情報を取捨選択し、インプットできる時代です。
そのため、「世の中全体で流行しているもの」というよりも、
「自分の好きなもの」=「自分にとっての流行」と捉えている方が多い印象でした。
「流行っていると感じる理由」を聞き、「どうして流行だと認識するのか」という感覚や情報収集の経路の違いを調査してみました!
▼Z世代
Z世代が「流行っている」と感じる理由の第1位は、
「複数のSNSでよく目にしたり耳にするから」でした。
SNS別だと、InstagramとTikTokの利用が目立っており、
動画コンテンツが充実しているこれらのプラットフォームでよく見かけることが、
“流行”と認識される大きな要因となっているようです。
▼31歳以上
31歳以上が「流行っている」と感じる理由の第1位は「周りのみんなが知っている・使っているから」、2位が「複数のSNSで目にするから」となりました。
SNS別だとInstagramとX(旧Twitter)が同水準となっており、Z世代と比べてTikTokの存在感はやや低めでした。
また、その他の理由としては、「子どもが好きだから」「子どもから聞いた」といった回答も複数寄せられました。
「流行っていると感じるもの」そのものに世代間の差は少ないものの、
どこから情報を得るかという“情報収集の経路”は、世代やライフスタイルによって異なる傾向が見られました。
メインで利用しているSNSでは、どちらの世代も1位「Instagram」という結果になりました。
ストーリーズ・リールなどの機能が充実していることから、年代を問わず支持されていることがうかがえます。
特にZ世代からは、ストーリーズにリアクションをして、そこからダイレクトメッセージ(DM)が始まるなど、気軽にコミュニケーションが取れる点が魅力として挙げられており、Instagramを“友人とのコミュニケーションツール”として日常的に活用しているという声も多く見られました。
2位には、Z世代は「LINE」、31歳以上は「X(旧Twitter)」がランクインしており、
それ以降の順位は両世代で同じで、大きな違いは見られませんでした。
SNSの1日あたりの利用時間を比較したところ、Z世代の方がやや長い傾向が見られました。
Z世代は、情報収集以外にもコミュニケーションを取るなど、日常のあらゆるシーンでSNSを自然に取り入れていることが要因として考えられます。
一方で、31歳以上の世代では、利用時間が比較的短めの傾向にあり、
「情報収集のため」といった目的ベースの使い方をしている人が多い印象でした。
このように、SNSとの付き合い方そのものに、世代による“距離感”の違いがあるといえそうです。
世代別の「Threads」と「BeReal」の利用状況を聞いてみました。
Z世代は、昨年に引き続き「Threads」の方が利用者が多いという結果になりました。
「BeReal」に関しては、通知から2分以内に投稿することで、投稿枚数が増えるというルールがあり、旅行や休日など、日常とは少し違う「特別な日」には絶対に活用したいと言う傾向が見られました。
31歳以上でも、昨年に引き続き「Threads」を利用している人が多いという結果となりました。
一方で、昨年は使用者がほとんどいなかった「BeReal」も、今年は少しずつ利用者が増加傾向になっており、じわじわと認知・興味が広がっている様子がうかがえます。
新しいSNSに対するハードルはZ世代に比べてやや高い一方で、関心自体はあるという姿勢が垣間見える結果となりました。
それぞれの世代に、SNS上でどのような種類のコンテンツを見ているか聞いてみました。
Z世代は静止画よりも動画を中心に視聴している人が多いという結果になりました。
特に最近では、ショートドラマや日常系の短尺動画が人気を集めており、InstagramのリールやYouTubeショートといった縦型で短時間で視聴できるフォーマットが好まれている傾向が見られます。
時間をかけずにサクッと見られる手軽さに加え、スキマ時間に消費しやすいという点が、多くのユーザーに受け入れられている理由と考えられます。
31歳以上は、Z世代と比較すると静止画コンテンツの割合が大きい傾向が見られました。
これは、Z世代と比較してX(旧Twitter)の利用割合が高いことが影響していると考えられ、Xでは、テキストや画像付きの投稿(静止画)が中心で、動画よりも文章+画像で情報を得るスタイルが根づいているという特徴が閲覧比率にも反映された可能性があります。
今回は、Z世代とそれ以外の世代におけるSNS利用の違いについて、調査結果をお届けしました!
次回は「購買行動」に関する調査結果を深掘りしていきます🔍
また、実際のZ世代のリアルな声をインタビュー形式でヒアリングしており、
そちらの内容も今後ご紹介予定ですので、ぜひご期待ください👀✨
調査結果の詳細やご質問、Z世代に関するご相談は下記まで!
🌟ご相談・お問い合わせはこちらまで:z-ken@cartahd.com
執筆日:2025.08.08
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【第1弾】2022ver. 広告業界で働くギリZ世代がZ世代について討論してみた。ーSNS編①ー
【比較調査!】いまZ世代に流行っているものは?高校生・大学生にインタビュー!
【広告編②】広告業界で働くギリZ世代がZ世代について討論してみた。ー2021ー